みなさんこんにちは。
新発田市の歯医者【ハート歯科クリニック】です。
定期的に検診を受ける習慣があると、歯の健康を維持しやすくなります。
メリットの多い定期検診ですが、頻度や費用が気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、定期検診の頻度や費用の目安についてお話させていただきます。
目次
■定期検診の頻度
歯医者の定期検診の頻度は、3~4ヶ月に1度程度が推奨されていますが、お口の状態によって変わる場合があります。
たとえば、歯周病が悪化していた方やインプラント治療が終わったばかりの方は状況に応じて1~3ヶ月程度で通院していただくこともあります。
また、セルフケアの状態によって、汚れが残りやすい方も早めに通院していただき、口腔内の状況を確認する場合があります。
お口の状況やライフスタイルに応じて、定期検診の頻度をご提案しますので、大切な歯を予防するために定期検診を受診しましょう。
■定期検診の費用
定期検診の費用は、保険が適用されて3割負担の方で2500~3000円程度の自己負担額になります。
お口の状況に応じてしばらくレントゲン撮影をしておらず、レントゲン撮影が必要な場合には、+1000~1500円程度の費用が加算されます。
お口の状況に応じて、検査内容や検査後の治療が異なるため、費用が前後する場合があります。
■定期検診のメリット
◎早期発見・早期治療ができる
歯周病やむし歯は、歯を失う原因第1位と第2位の疾患ですが、自覚症状が少ないため、いつの間にか進行していることも少なくありません。
痛みに気づいて歯医者に通院した時には、かなり悪化している場合もあります。
定期的に検診をしていると、自覚症状がない段階の歯周病やむし歯を発見することができ、早期発見・早期治療が可能です。
◎生涯にかかる医療費を抑えることができる
上述したように定期的に検診をしていると、お口のトラブルを早期発見・治療ができます。初期のむし歯や歯周病は比較的簡単な治療で済むことも多いため、費用負担を軽減することができます。
むし歯や歯周病は悪化すればするほど、治療費用も治療期間もかかります。
重度になると詰め物や被せ物・入れ歯などの治療が必要になることもあり、費用も大きくなるでしょう。
症状が進行すれば痛みが出ることもあり、患者さまにとって費用的・心理的にも負担が大きくなります。
定期検診で早めに対処していると、生涯でかかる医療費を抑えることもでき大切な歯を守ることにもつながります。
◎正しいセルフケアを知ることができる
毎日歯磨きをしていても、むし歯になった経験にある方もいるのではないでしょうか。
歯ブラシが当たりにくく磨きにくい部分や、苦手な所は汚れが残ってしまいがちです。
定期検診では、汚れがついている部分を確認して、その部分の歯ブラシの当て方やデンタルフロスや歯間ブラシの使い方などをお話します。
補助清掃用具は、お口の状態に合わせて使用することが大切で、歯が重なっている部分は特に歯ブラシが当たりにくいため、タフトブラシを併用すると良いでしょう。
お口の状態は一人一人異なるため、患者さまに合ったものをご提案します。
◎全身の病気の予防にもつながる
歯周病は多くが患っている疾患ですが、歯周病が悪化すると歯周病菌が血液を介して全身にめぐります。
そうすると、歯周病菌が悪影響を及ぼし、心臓病や糖尿病などを悪化させます。
定期的に検診を受けていると、歯周病の原因である汚れをクリーニングし、お口の中を清潔にできるため、全身の病気の予防にもつながります。
■お口の健康のために定期検診を受けましょう
定期検診の頻度は、3~4ヶ月に1度程度をおすすめしています。
インプラント治療をしたばかりの時期やお口の清掃状況によっては、1~3ヶ月に1回の場合もあります。
定期検診の費用は、保険適用ができて3割負担の方で2500~3000円程度が目安です。
治療で通院するより費用を抑えることができて、お口の健康維持につながりますので、定期検診で大切な歯を守りましょう。