歯周病治療 PERIO

歯周病治療について

歯周病は気づかないうちに
進行します

成人が歯を失ってしまう原因の多くが歯周病といわれています。初期の歯周病は自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行してしまいます。歯ぐきから出血したり、歯がグラグラしたりするのはすでにかなり悪化している状態です。歯周病は口腔内の環境や毎日のお手入れ次第で進行具合に違いがあるため、しっかりと予防することが大切です。

このような場合はご相談ください
  • 歯ぐきがよく出血する
  • 歯がぐらぐらする
  • 歯ぐきがぶよぶよする
  • 口臭が気になる
  • 口がネバネバとする
  • 歯ぐきが痛む

当院の歯周病治療

スケーリング

専用の器具を使用して、溝や隙間に付着した毎日の歯磨きでは落とせない歯石などの汚れを除去します。

SRP

専用の器具を使用して表面に付着した着色を除去することで天然歯本来の美しさを取り戻します。

再生療法

重度の歯周病で失った歯周組織の再生を促す治療です。当院ではリグロス、エムドゲインを使用しています。(5万円税込)

外科処置

重度の歯周病の場合は、歯周ポケットの汚れを除去する手術や、失った歯周組織の再生療法などの外科処置を行います。

歯周病と全身疾患の関係

歯周病は全身の疾患に
大きく関わっています

歯周病の症状は口腔内にとどまらず、歯周病菌が体内に入り込むと様々な病気の原因になります。
健康な身体を守るためにも、歯周病をしっかりと予防・治療するようにしましょう。

脳梗塞

歯周病菌は血液中に入り込むと、血液を凝固させて血流に障害を及ぼします。歯周病が重症であるほど歯周病菌が血液に入り込みやすくなり、脳梗塞のリスクが高まります。

メタボリックシンドローム

歯周病菌には血糖値を上昇させる要素があり、肥満を進行させてしまう可能性があります。肥満が進行してしまう前に歯周病の予防を行いましょう。

心疾患

歯周病原菌が血液中に入り込むと動脈硬化が起こり、心臓の血管を詰まらせてしまいます。
その結果、狭心症や心筋梗塞を発症させてしまう可能性があります。

骨粗しょう症

歯周病の進行に伴い、歯を支える歯槽骨が破壊され、歯が支えられなくなり、最終的には歯が抜け落ちます。骨粗しょう症の方はお口周りの骨量も少ない傾向がある為、歯周病には要注意です。

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎の原因の細菌として嫌気性菌・口腔常在菌が考えられ、その多くが歯周病菌と言われています。歯周病菌を含んだ唾液が器官に入り込むと誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

低体重出産

妊娠中にはホルモンバランスが乱れ、歯周病になりやすくなります。歯周病にかかっている妊婦さんは早産・低体重出産のリスクが高い傾向がありますので注意が必要です。