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歯科矯正の種類|メリット・デメリット、おすすめの矯正方法について詳しく解説


みなさんこんにちは。

新発田市の歯医者【ハート歯科クリニック】です。


歯科矯正にもいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。

患者さまの歯並びとご希望を考慮して、より良い矯正方法をご提案しますが、それぞれの矯正の特徴を知っておくとスムーズに矯正の種類を選びやすくなります。


そこで今回は、歯科矯正の種類やメリット・デメリット・おすすめの矯正方法について詳しく解説させていただきます。


■歯科矯正の種類 ①ワイヤー矯正


ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットというパーツをつけて、ワイヤーを通して矯正力をかける方法です。

歴史のある矯正方法のため、多くの症例があり、大幅に歯を動かす必要がある重度の症例の場合でも適応しているケースが多いです。


◎ジルコニアブラケット

ジルコニアは、セラミックの一種で白く審美性の高い素材です。

従来のワイヤー矯正は、金属のブラケットを使用することが多く、矯正中の見た目が気になってしまうことがありましたが、ジルコニアセラミックのブラケットを使用することで、矯正中の装置の見た目が分かりにくくなります。


ジルコニアブラケットのメリット

白いブラケットを使用するため、金属のブラケットと比較すると、矯正装置が分かりにくいです。


ジルコニアブラケットのデメリット

ジルコニアは審美性の高い素材のため、その分費用が高くなる場合があります。


■歯科矯正の種類 ②インビザライン


インビザラインは、マウスピース矯正の1つで、口の中をスキャンしてその情報を元にマウスピースを作成します。少しずつ形の違うマウスピースに交換しながら、歯を動かす方法です。


また、口の中をスキャンして得たデータで、歯がどのように移動していくのかシミュレーションを確認することができるため、治療の過程を想像しやすく、患者さまのモチベーションにもつながります。


取り外しができるため、食事や歯磨きを今まで通り行うことが可能です。

ただし、自己管理が必要な矯正方法のため、1日20~22時間の装着が必要です。マウスピースを外している時間が長くなってしまうと、マウスピースが浮いたり、作り直しが必要になったりしてしまうこともあります。


インビザラインのメリット

  • 透明のマウスピースで目立ちにくい

  • 取り外しができるため、食事や歯磨きを今まで通り行うことができる

  • シミュレーションを見ることができるため、治療のイメージがしやすい

  • ワイヤー矯正と比較すると違和感が少ない(マウスピースは10日~2週間程度で交換をするため、一度にかかる力が分散されやすい)

  • プラスチック製のため、金属アレルギーの心配がない


インビザラインのデメリット

  • マウスピースの交換日数や装着時間を、患者さま自身で管理する必要がある

  • 一般的な出っ歯や受け口にも対応しているが、大幅に顎のズレが生じているような重度の場合は適応にならない場合がある。


◎インビザラインGO

インビザラインGOは、前歯などの部分的な矯正を行う時に対応している方法です。


前歯などの一部分の矯正治療のため、治療期間や治療費用を抑えることが可能です。

ただし、歯並びの状態によっては適応にならない場合があります(軽度の歯並びの不正が対応)。


奥歯は対象になっていないため、噛み合わせの改善が必要な場合は、インビザラインGOは対応していません。


◎インビザライン・コンプリヘンシブ

インビザライン・コンプリヘンシブは、全体的な歯並びの不正の改善に対応しています。

そのため、奥歯の噛み合わせも治療可能で、多くの方が適用になりやすい矯正方法です。


全ての歯を対象にしているため、インビザラインGOと比較すると治療期間が長くなりますが、その分、全体的なバランスを見ながら矯正治療ができます。


■おすすめの歯科矯正とは


患者さまの歯並びやご希望によってより良い方法をご提案しますが、目立ちにくい矯正方法や痛みの少ない矯正方法を希望される場合は、インビザラインをおすすめします。

取り外しができるため、食事や歯磨きを今まで通り行うことができる点もメリットです。


そのほか、矯正の種類の疑問や気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。



ハート歯科クリニック
歯科医師
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