よく噛むことはなぜ大切? 子どものむし歯予防と成長へのメリット|新発田市の小児歯科・小児矯正|ハート歯科クリニック小児専門サイト

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よく噛むことはなぜ大切? 子どものむし歯予防と成長へのメリット

よく噛むことはなぜ大切? 子どものむし歯予防と成長へのメリット

■お子さまの「噛む力」、気にかけていますか?


「うちの子、あまり噛まずに飲み込んでいるかも…」そんなふうに感じたことはありませんか?


新発田市のハート歯科クリニックでは、お子さまの口腔機能の発達を大切にした診療を行っています。


よく噛むことは、むし歯予防だけでなく顎や発音の成長にも深く関わる習慣です。噛むことで得られるメリットと、見落としがちな注意点についてお伝えします。


この記事の要点まとめ


  • よく噛むことで唾液が増え、むし歯のリスクを下げる効果が期待できる
  • 噛む習慣は顎の発達や口まわりの筋力を育て、発音の明瞭さにも良い影響をもたらすとされている
  • 柔らかい食事への偏りが続く場合は口腔機能の発達に影響する場合があり、早めの相談が勧められる

■よく噛むことで得られる子どもへの3つの効果

■よく噛むことで得られる子どもへの3つの効果

「もっとよく噛んで食べなさい」――食事中についそう声をかけてしまいますよね。


でも、具体的にどんなメリットがあるのか聞かれると、意外と答えにくいもの。お子さまの成長に直結する3つの効果を整理してみましょう。


◎唾液がたくさん出てむし歯を防ぐ


しっかり噛むと唾液の分泌量がぐんと増えます。唾液には食べかすや、むし歯の原因となる「酸」を洗い流す自浄作用があり、むし歯の原因菌が繁殖しにくい環境づくりに役立ちます。


さらに唾液中のカルシウムやリンが歯の表面を修復する「再石灰化」を助けるため、**噛む回数を増やすだけで、むし歯のリスクを下げることが期待できます。


**あまり噛まずに飲み込む習慣が続くと唾液が不足し、口の中が酸性に傾きやすくなる点にも注意が必要です。


◎顎の骨と筋肉がしっかり育つ


噛む動作は、顎の骨や周囲の筋肉に適度な刺激を与えます。成長期の子どもにとってこの刺激はとても大切で、顎がバランスよく発達するための「トレーニング」のような役割を果たしています。


顎の発達が不十分だと永久歯が並ぶスペースが足りなくなり、歯並びに影響する可能性も指摘されています。当院でも小児歯科の診療を通じてお子さまの顎の成長を確認し、必要に応じたサポートを行っています。


◎舌や口まわりの筋力がつき発音が明瞭になる


よく噛む動きは舌・頬・唇といった口まわりの筋肉をまんべんなく使います。


これらの筋力がバランスよく鍛えられると正しい舌の位置が保たれやすくなり、発音の明瞭さや食べ物をスムーズに飲み込む力にもつながるとされています。


お子さまの「さ行」や「た行」が聞き取りにくいと感じる場合、噛む力の不足が一因となっているケースもあるため、日頃の食事で噛む習慣を見直してみるのもひとつの方法です。


■「噛まない子」が増えている? 見落としがちなリスク


「柔らかいものなら安心」と、つい食事を選んでいませんか?実はその習慣が、思わぬ課題につながることがあります。


◎「柔らかい食事だけ」では口の機能が育ちにくい


ハンバーグやパン、ゼリーなど、子どもが好む食事は柔らかいものに偏りがちです。しかし、噛む機会が減った状態が続くと、顎や舌の筋肉に十分な刺激が届かず、口腔機能の発達が遅れてしまうことがあります。


食卓に根菜やりんごなど噛みごたえのある食材を加えるだけでも、噛む回数はぐっと増えるもの。「よく噛む食事」は、特別な道具がなくても今日から始められる習慣です。


◎口腔機能発達不全症とは? 気になったら早めの相談を


噛む力の不足が長期間続くと、口呼吸やいびき、食べこぼし、発音の不明瞭さなどにつながることがあり、これらは「口腔機能発達不全症」として近年注目されています。


新発田市のハート歯科クリニックでは、お子さまのペースに合わせた診療を大切にしており、お口の機能に関するご相談にも対応しています。


「うちの子、大丈夫かな?」と少しでも気になったら、まずはお気軽にご相談ください。


口腔機能発達不全症について詳しくは、こちらの記事で解説しています。

子どものいびき・口呼吸の原因はお口の機能が発達してないから?「口腔機能発達不全症」とは?


■よくある質問


Q. 子どもに「よく噛んで」と言っても、なかなか実践してくれません。コツはありますか?

A. 一口を小さめにして食卓に出したり、噛みごたえのある食材(にんじんスティックやきゅうりなど)をおやつに取り入れたりすると、自然と噛む回数が増えやすくなります。「30回噛もうね」と数を伝えるよりも、一緒に食事を楽しみながら噛むリズムを見せてあげるほうが効果的です。


Q. 何歳くらいから噛む力を意識すればよいですか?

A. 乳歯が生えそろう3歳頃から、少しずつ噛みごたえのある食事を取り入れるとよいとされています。ただしお子さまの発達には個人差がありますので、無理をせず、お子さまのペースに合わせて進めてみてください。


Q. 噛む力が弱いかどうか、家庭で確認する方法はありますか?

A. 食事に時間がかかりすぎる、丸飲みが多い、硬いものを嫌がる――こうした様子が見られる場合、噛む力が十分に育っていない可能性があります。気になる点があれば、歯科医院でお口の機能をチェックしてもらうと安心です。


村上 心平

歯科医師


ハート歯科クリニック

院長

村上 心平

▶ 監修者プロフィール

経歴
北海道室蘭市 出身
新潟大学 歯学部 卒業
平成24年 利根歯科診療所 勤務
平成24年 ハート歯科クリニック 開院
資格・所属学会
日本歯周病学会
日本歯内療法学会
日本歯科審美学会
日本臨床歯科学会
臨床保存医療研究会