みなさんこんにちは。
新発田市の歯医者【ハート歯科クリニック】です。
初めての赤ちゃんは分からないことも多い中で、いつから歯磨きをしたら良いか迷う方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの頃から少しずつ歯磨きに慣れて、お口の環境を整えましょう。
そこで今回は、赤ちゃんの歯磨きについてお話させていただきます。
目次
■ 赤ちゃんの歯磨きはいつから?
赤ちゃんの成長に合わせて少しずつステップアップしていきましょう。
個人差もありますが、歯が生え始めるのは、6~9か月程度のことが多いです。
遊びながら歯磨きに慣れてもらうことが大切です。
・6~9ヶ月程度
歯が生える少し前の段階から、ミルクの後にガーゼなどで汚れを拭ってみてください。
慣れることが目的なので、無理はしないようにしましょう。
眠い時間帯などは避けて機嫌が良さそうな時に行ってくださいね。
・1歳ぐらいまで
歯ブラシに少しずつ慣れてもらうように、歯磨きをしましょう。
お気に入りの音楽をかけたり、好きなアニメを見てもらったりしながらリラックスして行ったり、お気に入りの歯磨き粉を見つけると歯磨きを受け入れやすいです。
いくつか試してみるのも良いでしょう。
また、お子さまは上の唇を嫌がりやすいので、優しく触りましょう。
まだ、唾液が多い時期なので、すぐにむし歯になりやすいわけではありません。
無理をしないようにしてくださいね。
歯ブラシに慣れるのが目的のため、1日1回は行うようにしましょう。
・1~3歳程度
離乳食でも食べられる物が増えて、むし歯のお子さまも出てくる時期です。
奥歯も生えてくるため、歯磨きを習慣にしましょう。
また、お子さまが歯磨きに興味を持ち始めたら、自分でやりたいと思う時期でもあるため、お子さまが持っても危なくない歯ブラシを渡してみてくださいね。
まだ自分できれいに磨くことは難しいため、仕上げ磨きを必ず行いましょう。
また、食事の後は歯磨きをするようにしましょう。
特に寝ている時は唾液が少なくなるため、夜はしっかり磨く習慣をつけてくださいね。
■ 赤ちゃんの歯磨きのポイント
・歯ブラシの選び方
歯が生え始めた時
いきなり毛先のある歯ブラシを使うと、赤ちゃんが不快感を示す場合もあります。
シリコン素材の歯ブラシからスタートすることで、歯の生え始めから歯磨きを習慣づけるトレーニングをしましょう。
・お口のサイズに合った歯ブラシを選ぶ
月齢の目安が書いている歯ブラシもあるため、お口に合った小さな歯ブラシを選びましょう。
赤ちゃんの歯が2本分程度の歯ブラシがおすすめです。
・仕上げ用と赤ちゃんが持つ用を用意する
自分でやりたいと思う時期は、自分で歯ブラシを持ちたがる場合があります。
赤ちゃんがお口の中に入れて満足している時は親に歯ブラシを渡したがらないこともあるため、仕上げ用と2本用意しておくとスムーズに進みやすくなります。
・歯磨きの仕方
口の中を見やすくするため、赤ちゃんを膝の上に寝かせて磨くと良いでしょう。
唇を強く触ると、痛みが出てしまうこともあるため、優しく触れるようにしてください。
歯ぐきに近い部分は、歯ブラシが当たると違和感を感じることがあるため、力を加減しましょう。
毛先を細かく動かして、順番を決めて磨くと磨き残しが少なくなるため、おすすめです。
・汚れの残りやすい所
上の前歯の部分や、奥歯の噛み合わせ、歯と歯の間は汚れが残りやすく、むし歯になりやすい部分です。
この部分は特に丁寧に磨くようにしましょう。
歯磨きをした時に、お口の中にトラブルが起きていないかも確認しましょう。
お子さまは、お口の中にトラブルが起きていても上手に伝えることが難しいです。
特にむし歯は、一時的な痛みであることも多く、放置してしまうことも少なくありません。
お子さまの歯の表面のエナメル質は大人よりも薄いため、症状が悪化するスピードが早いという特徴もあります。
そのため、定期的に歯科医院の検診を受けて、医師にお口の中を確認してもらうこともおすすめです。
その際に、汚れが残っている部分や歯磨きの仕方もお伝えすることができます。
毎日の歯磨きや口の中の疑問にもお答えできますので、お気軽にご相談ください。
【赤ちゃんの頃からお口の環境を整えましょう】
まずは、歯磨きに慣れてもらうことが大切です。
歯が生え始めたら、ガーゼなどを使ってお口の中をキレイにしましょう。
小さい頃についた習慣は、大きくなってからも習慣化されやすくなります。
歯科医院での定期的な検診も受けて、お口の環境を整えましょう。