20歳~の診療について
正しい食事と歯磨き習慣を
専門家がサポートします
いつまでも食事をおいしく食べ、健康に過ごすためには丈夫な自分の歯を持っていることが重要です。そのために、若いうちから正しい食生活と歯磨き習慣を身に付けることが大切です。当院では、すべての患者さまの歯を1本でも多く残すことを目標にしています。お口のトラブルで悩まないために歯科衛生士や管理栄養士が一人ひとりに合わせた定期サポートを行っています。口腔の改善は大人になってからでも間に合います。一緒にお口の健康を守っていきましょう。
気を付けて欲しいこと
歯磨きをしているのにむし歯ができてしまう、歯茎から出血をする、口臭が気になるなどのお口のトラブルは、食べ方に原因があるかもしれません。一日中だらだらと食べて常に口の中に食べ物が入っていたり、水分補給のために飲んでいた清涼飲料水やドリンク剤に砂糖や人工甘味料が多量に含まれていたり。生涯自分の歯でおいしく食事を食べることを目指して、食生活を見直しましょう。
食事で気を付けること
マウスピース矯正について
何歳からでも始められる
透明マウスピース矯正
むし歯や歯周病を予防しお口を守るためには、よい歯並びであることが重要です。
当院では金具やワイヤーを必要としない、透明マウスピース装置で歯並びを整えるインビザライン矯正を行っています。人に気づかれにくいことや取り外しが可能なため、食事や歯磨きは通常通りできます。従来の矯正治療に比べ多くのメリットがある治療法です。
当院のインビザライン治療の特徴は口腔機能トレーニングと併用していることです。
通常のマウスピース矯正よりも症状の改善が早く進み、睡眠時無呼吸症候群の改善、いびき、歯ぎしり防止にも効果があります。
当院の治療の特徴
むし歯や歯周病にならない
「予防」に
力を入れています
歯科では歯磨き指導も治療の一環として行っています。当院でも「むし歯や歯周病にならないこと」を目標に予防に力を入れています。
むし歯が進行してから来院する多くの方は、「痛くなってから治療しよう」と考えているようです。むし歯には様々な程度があります。特にCO~C1と区分される歯の表層の一番硬い部分に限られたむし歯であれば、歯を削らずにフッ素などのお薬を使用したり、しっかり歯磨きをすれば進行を抑えたり、また再石灰化によって歯が元に戻ったりします。つまり、お口の状況にもよりますが、適切な診断によってむだに歯を削らずにすむのです。
むし歯の診断には目で見る『視診』とレントゲン、そして『触診』がほとんどです。当院では、数値で判断できる最新機器であるダイアグノデント・ペンを導入しています。詳しく診断でき、患者さまの大切な歯を守ることができます。(ただし、視診やレントゲンであきらかな深いむし歯やそうでない場合は使用しないこともあります。)
痛みが少なく最小限の治療
むし歯治療で一番大切なのは、むし歯の部分だけを完全に除去することです。当院では、治療に比較的音が小さいモーターを使用した切削器を使用しています。スピードをコントロールできるので痛みの少ない切削が可能です。むし歯の取り残しを防ぐため、う蝕検知液(むし歯に侵された部分を染める薬液)を使用しています。同時に削る量を少なくするために、従来のドリルより格段に小さいMIバー(直径0.5~1mm)を使用しています。
むし歯予防について
定期的に通院して歯の
クリーニングを
行いましょう
治療終了後は、定期検診(チェック&メンテナンス)をおすすめします。若いころから定期検診を受けていると、将来自分の歯を多く残せることが統計的にも明らかになっています。
定期検診のポイント
お口の状態に問題はないか、隅々までチェックします。もし問題があれば原因を確認し改善する方法をご説明します。
チェックさせていただいたお口の状態に合った正しく効率的なホームケアの仕方をお伝えします。歯磨き指導やケアグッズの選び方のほか、管理栄養士による食事指導を行います。
汚れを落とす
歯の表面には歯磨きでは落とせない汚れや着色があります。普段の歯ブラシでのお手入れでは届きにくい歯の隙間や、汚れのたまりやすい所をプロフェッショナルクリーニングできれいにします。
定期検診とホームケアで
予防を確実に
歯磨きを習慣にしていても、フッ素やキシリトールを使っていてもむし歯になることはあります。一人ひとりむし歯の原因は異なるため、ホームケアの仕方もそれぞれ違います。検診で来院いただいた際に、正しく効率的なホームケアの仕方をご提案します。
当院では、歯科衛生士と管理栄養士がご自宅で毎日行えるデンタルケアをサポートします。協力しながらお口の健康を守っていきましょう。